130日_日本縦断食べる旅、道中食べたお蕎麦です。
そばの収穫量は、1位北海道(断トツ)、2位長野、3位栃木、4位茨城、5位山形。
旅行の全体像
【北海道江差町】ニシンそば
北海道の郷土料理、ニシンそば。
ニシンの干物である「身欠きニシン」を甘露煮にしたものをそばに乗せたもの。
北海道全土で見かけるけど、せっかくなら本場の中の本場で食べたい。
とすると、「江差の5月は江戸にもない」と言われるほどにしん漁で繁栄を極めた江差町ではないかと江差町へ。
遠方からの旅行者が行くには結構遠かったのだけど、入ったお店が・・・
撮影禁止。
しかもニシンの甘露煮は店製ではなく既製品だった。
なんだかなぁ。
道の駅江差は、日本一小さい道の駅。
左はトイレで、右が道の駅。
4、5人でいっぱい。
【岩手県花巻市】嘉司屋でかしわ南蛮とサイダー
花巻の有名人、宮沢賢治。
やぶ屋に通い、天ぷらそばと三ツ矢サイダーを食していたというので行ってみたけど、貸し切りなのか品切れなのか営業終了の札がかかっていた。
蕎麦の気分だったので、代わりに嘉司屋へ。
こちらも宮沢賢治行きつけのお店。
だけど、こちらではかしわ南蛮を召し上がっていたそう。
花巻は「天ぷらそばと三ツ矢サイダー」のセットを推してるみたいでした。
【山形県河北町】冷たい肉そば
河北町の郷土料理。
鶏骨だしで醤油味の冷たい汁そば。
お肉は鶏。
これ美味しかったぁ。
また食べたい!
一寸亭本店(河北町)
【福島県下郷町】高遠そば
会津地方の郷土料理。
鰹節をかけた蕎麦を大根おろしを入れただし汁につけ、箸代わりの長葱で食べる。
会津藩が信州高遠で育ち、会津へ持ち帰った。
大内宿でいただきました。
思ったよりネギの辛みはなく、大根が辛かった。
とても食べにくいが、ネギを箸代わりにしたのは初めてなので楽しい。
三澤屋のねぎそば
大内宿
【福島県檜枝岐村】裁ちそばとはっとう
裁ちそばとはっとうは、檜枝岐村の郷土料理。
裁ちそばは、「山人(やもーど)料理」の1つで、つなぎを使用しない生そばを2ミリほどの厚さに伸ばし、何枚か重ね、手を定規のようにあてて、布を裁つように切る。
はっとうは、そば粉ともち米をこねたそば餅に、じゅうねん(エゴマ)を絡めたもの。
1872(明治5)年創業 まる家
檜枝岐村は、尾瀬の福島側の玄関口。
ニッコウキスゲを楽しみ行ったけど、2023年は暖冬と鹿で花がとても少なかった。
【茨城県大子町】つけけんちん
茨城の郷土料理。
けんちん汁にそばをつけて食べる。
江戸時代の後期にはすでに「つけけんちん」が食べられていたといわれている。
けんちん汁にそばを入れて食べるのは「けんちんそば」。
昔屋 つけけんちん
袋田の滝の近くにある昔屋は、けんちんそばの発祥店。
けんちんそばを食べるか、けんちんつけそばを食べるかめっちゃ迷った。
添えられた千切り大根が気になって、けんちんつけそばをチョイス。
大根を添えるのは太子町界隈ならではらしい。
袋田の滝
【栃木県日光市】ちたけもりそば
郷土料理のちたけそばを食べたかったのだけど、チェックしていたお店が閉まっていて、困った時の道の駅へ。
ちたけそばはなかったけど、ちたけもりそばはあった。
が、きのこらしきものは入ってなくていまいちどんなものかわからなかった。
ちたけ(乳茸)はぼそぼそとした食感のきのこで、全国的にはあまり人気がないけど、栃木では人気のきのこらしい。
道の駅日光
【長野県】信州そば
信州そばとは、長野県で作られ食べられているそばの総称。
長野は、そばを麺状にして食べる「そば切り」発祥の地と言われている。
山間地、高冷地が多く、昼夜の気温差が高くて蕎麦の栽培には最適で、美味しい蕎麦が採れ、信州そばとして有名になった。
かぎもとや(軽井沢町) けんちんざる
お土産でもらった揚げ蕎麦、めちゃくちゃ美味しかった。