日本一周旅行をしていて、『みそぱん』という名のお菓子が気になりました。
私の住んでる九州ではなじみがなく、日本の北のほうでよく見かけました。
そしてこれも同じ名前でも地域によって違うのが面白い。
菓子パンタイプ、蒸しパンタイプ、惣菜パンタイプの3種があって、どれも味噌を使っています。
なかでも菓子パンタイプにはまって、今度旅行行った時は買い貯めしようと思います。
菓子パンタイプのみそぱん
水分が少なめの生地に味噌を練りこんで、風味を付け、焼き上げたタイプ。
これが一般的なみそぱんなのかな。
いろんなところで見かけた。
江戸時代末に軍隊用の保存食として全国で作られ、次第に作られなくなったものが各地に残っている。
北海道
月寒あんぱん本舗にもあり。
古川製菓
所在地:網走市
購入:道の駅メルヘンの丘めまんべつ(大空町)
未)山形
高橋製菓、局堂今茂屋
ベタチョコのたいようパンにもみそパンあり。
写真見た感じだと丸ぼうろっぽい。
岩手
星雲工房(大船渡市)の味噌ぱん。
道の駅さんりくで購入。
宮城
仙台駄菓子のひとつ。
木村屋菓子店(村田町)のみそぱん。
道の駅村田で購入。
長野
昭和40年代頃までは小学校の元日の登校日や学校のお祝いの際に熨斗紙に包まれたみそぱんが配られていたそう。
日進堂
所在地:安曇野市
創業:1909年(明治42年)
購入:ツルヤ 御代田店
蒸しパンタイプのみそぱん
生地に味噌を練りこんで、蒸し上げたタイプ。
福島県福島市などにメーカーがある。
福島
駒田屋本舗
創業:江戸時代後期
所在地:福島市
購入:道の駅国見あつかしの郷(国見町)
約40年前に誕生。
福島産の味噌と小麦、砂糖と膨張材のみで『無添加』にこだわって作られた和風パン。
みそまんじゅうの餡なしが食べたいという要望から作られたらしい。
みそまんじゅう
惣菜パンタイプのみそぱん
甘みがあまりないパンで、甘みを加えた味噌をサンドしたもの。
群馬
誕生は1972年、フリアンパン洋菓子店が、群馬名物焼きまんじゅうを食べると口に味噌がついて食べづらいことから、パンに味噌を塗って販売したのがきっかけ。
フリアンパン
所在地:沼田市
創業:1949年(昭和24年)
購入:クラシード若宮(前橋市)
群馬の郷土菓子、焼きまんじゅう。
串に刺したまんじゅうに甘みのある味噌だれを塗って焼いたもの。
原嶋屋総本家