御当地人気料理特選_東日本

2007年、農林水産省に選定された「農山漁村の郷土料理百選」。
食育研究家などをふくむ8名が、約3000品の中から約100品の農山漁村で受け継がれてきた郷土料理を選んでいます。

そして、農山漁村と関係が薄い人気の料理23品が「御当地人気料理特選」として選ばれました。
このチョイスがね、いいんですよ。
まだ食べてないものは、次の旅行のMUSTリストに載せようと思います。

 

料理説明の引用: 御当地人気料理特選

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北海道

スープカレー

 小麦粉でとろみをつけない、サラサラとしたスープ状のカレーです。ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、海産物をやや大きめに切った具が入り、スプーンで具をほぐしながら食します。一般的に、カレーはご飯にかけずに食べることが多いです。

1980年頃に札幌で誕生。

Suage∔(札幌市) バリバリ知床鶏と野菜カレー

未)うに・いくら丼

 北海道を代表する海産物、ウニとイクラを贅沢に盛りこんだ丼ぶり料理です。

北海道で、ウニ・イクラ・ホタテ丼、ウニ・イクラ・甘エビ丼、ウニ・ホタテ丼、鮭三種丼は食べたけど、ウニ・イクラ丼は食べてないなぁ。

ウニもイクラも美味しかった。
特に、積丹町のウニと斜里町のイクラは絶品だった。

みさき(積丹町)

ウトロ婦人部食堂(斜里町)

岩手

「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」「わんこそば」は、盛岡三大麺といわれている。

盛岡冷麺

 小麦粉と馬鈴薯でんぷん(片栗粉)で作られる強いコシと独特の歯ざわりがある半透明の麺が特徴の麺料理。牛肉や鶏肉を煮込んださっぱりかつコクがあるスープも特徴のひとつで、キムチとの相性も絶妙。

昭和29年、盛岡の「食道園」で朝鮮半島の冷麺を参考に考案されたといわれる。

ぴょんぴょん舎(盛岡市)

盛岡じゃじゃ麺

平たいうどんの上に炒めた肉味噌と刻んだ長ねぎ、きゅうりなどをのせ、おろし生姜や酢、ラー油などを加えて食べます。

終戦後、中国東北部の麺料理を参考に、盛岡の屋台「白龍」が屋台で売り出したのが始まり。

ちーたん(盛岡市)

宮城

牛タン焼き

 牛のタン(舌)をスライスしたものに、塩やタレなどで味付けをし、焼く料理です。

戦後の肉食文化の広がりとともに、ウシのモツ(内臓)やタン、テールなども利用する習慣が広がりうまれた料理とされます。

味 太助 本店(仙台市)

発祥店の味 太助へ。
混雑を避けようと、月曜日の14時半頃行ったのですが、15組ほどの列がありました。

秋田

横手焼きそば

 ストレートな太い麺を使い、キャベツや豚ひき肉、お店によってはホルモンを具にして、比較的甘いソースで作る焼きそば。目玉焼きをのせ、福神漬を添えるのが大きな特徴です。

昭和25年頃、横手市内の焼きそば屋の店主と地元の製麺所が協力して作り上げたのが発祥とされる。

神谷焼きそば屋(横手市)

発祥店といわれる神谷焼きそば屋は、1955(昭和30)年創業の老舗。

栃木

宇都宮餃子

 ニラやネギなどをみじん切りにし、ひき肉と一緒によくまぜ、塩やこしょうなどで味を調え、小麦粉の皮で包み、焼き餃子、水餃子、揚げ餃子などで楽しみます。

宇都宮市で餃子が食べられるようになったのは、第二次世界大戦後に、中国に出兵した兵士たちが市内に帰ってきてから、中国で食べた餃子をまねて作りはじめたためと伝わります。宇都宮市は餃子の材料となる小麦、豚肉、ニラなどの産地であり、餃子を商品化しやすかったことも餃子が普及した背景にあると考えられています。

みんみん 本店(宇都宮市)

メニューは、焼餃子、水餃子、揚餃子とライス、ビールのみ。

群馬

焼きまんじゅう

 小麦粉で作るまんじゅうを串にさし、みそだれをぬって火にかけ焦げ目をつけて作ります。

発祥は諸説ありますが、150年以上の歴史があり、養蚕業や絹織物業が盛んな群馬県で繊維関係の商工業者間の交流で広まったとされ、初市や花見、夏祭りなどの行事で必ずといっていいほど屋台にならびます。

原嶋屋総本家(前橋市)

1857(安政4)年創業の老舗。

ふわふわの饅頭と焦げた香ばしい甘い味噌と焼き目が美味しかった。

埼玉

やきとり(やきとん)

 埼玉県東松山市では、鶏肉ではなく豚肉を串にさし、炭火でじっくり焼いたものを「やきとり」といいます。特にかしら肉(ブタのほほとこめかみの部分)を使用したものが主流です。

昭和30年代、食肉センターでは利用価値が低いとされていたブタのカシラ肉に着目し、辛味噌のたれを用いてやきとり風に調理したのがはじまりとされます。辛味噌の風味は東松山独特の味とされ、広く人気を得ています。

埼玉住んでるとき食べたなぁ。

東京

もんじゃ焼き

 小麦粉をメインにした具材を鉄板で調理する料理。お好み焼きと比べて、生地に使う水分量が多く、調味料やソースなどを混ぜるのが特徴です。鉄板の上でジュージューと焼きながら小さなコテ(ヘラ)を用いて食べるのが一般的。

もんじゃ近藤(月島)

神奈川

未)よこすか海軍カレー

 カレー粉と小麦粉を炒めてルーを作り、牛肉や鶏肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎなどと共に鍋で煮こんで作られる「よこすか海軍カレー」。

その発祥は海軍食。明治時代、調理が簡単で栄養バランスが良いメニュー「イギリス海軍のカレーシチュー」に、日本海軍が注目。これにとろみをつけて、日本人好みの味に調えご飯にかけて食べるようにしたのがはじまりです。日本のカレーのルーツともいわれています。

静岡

未)富士宮やきそば

 熱した鉄板にラードを入れ、ラードをとり終えた背脂の肉(肉カス)とキャベツを炒めて、別途炒めた生麺を混ぜあわせ、最後にソースを絡めてイワシやサバの削り粉を振りかけて食べるご当地焼きそば。コシの強い麺と肉カスが入っているのが特徴です。