【愛媛】大洲|寅さんロケ地グルメ

愛媛県大洲市が舞台になったのは、第19作『男はつらいよ 寅次郎と殿様』。

ロケ地巡りはしていないのだけど、美味しいものがいっぱいあるのでまたゆっくり訪れて、今度はロケ地巡りがしたいなぁ、と思っています。

大洲の何がいいってね、無料の観光客用駐車場があり、徒歩圏内に観光名所や飲食店、行ってみたい菓子屋が点在しているのです。

これ大事。
私は一度訪れたことがあるとこに、寅さんロケ地に興味あるからと駐車場料金払ってまで訪れようとは思わないので。

題名 第19作『男はつらいよ 寅次郎と殿様』
公開 昭和52年8月(1977)
マドンナ 真野響子
ゲスト 嵐寛壽郎、三木のり平、平田昭彦
あらすじ 寅次郎は大洲の旅館で1人の女性に出会う。その後、城跡で浮世離れした老人と知り合い、気に入られた寅次郞は頼み事をされる。急死した末息子の嫁を捜してくれと。

19話の舞台は、がっつり大洲です。

 

情報は、訪問した2018年10月、2023年11月のものです。

スポンサーリンク

【伊予市】予讃線 下灘駅

早速大洲市ではないのだけど、オープニング、寅さんが夢から覚めるシーン。

寅さんシリーズの中では、駅のシーンてよくあるけど、観光客に一番人があるのってこの駅じゃないかしら。

JRの『青春18きっぷ』のポスターで一躍人気に。
寅さん以外にも、ドラマ『HERO特別編』(2006)、ドラマ『リバース』(2017)などのロケ地にも。

おはなはん通り

マドンナ、墓参りの後、散策する。

名前は、昭和41年のNHK朝のテレビドラマ「おはなはん」のロケが行われたことに由来。

ドラマ『東京ラブストーリー』(1991)で、カンチの故郷として登場。
カンチとリカが並んで歩くシーンや、リカがカンチに別れの手紙を投函するポストがある。

 肱川河畔

マドンナ、鵜飼舟を観る。

 

伊予大洲城址

寅さんミーツ殿様。
寅さんのなけなしの500円札を、殿様が拾う。

城からの眺め。

 

大洲グルメ

南予の郷土料理 鯛めし

愛媛の郷土料理、鯛めしは、2つに分かれます。
東予地方や中予地方では、焼き鯛の炊き込みご飯。
南予地方では鯛の刺身を、醤油を主体としたタレに生卵、ゴマ、きざみねぎなどの薬味を混ぜたものに和え、ご飯に載せたもの。
大洲では、南予地方バージョンの鯛めしが食べられます。

大洲炉端 油屋の「南予の鯛飯定食」。

寅さんと隣室のマドンナが知り合う旅館、伊洲屋旅館として使われたとか。

 

大洲の郷土料理 いもたき

いもたきは、鶏肉、里芋、こんにゃく、しいたけなどのを煮込んだ、350年以上の歴史を持つ鍋料理。

郷土料理 旬のふるさと御膳。
おはなはん通りというロケーションが嬉しい。

大洲の郷土菓子 志ぐれ

小豆と米粉や餅粉を混ぜ合わせて、セイロで蒸しあげた和菓子。
ういろうのようでういろうでない。

大洲藩江戸屋敷の秘法菓子が、参勤交代の際に大洲藩内に伝わったといわれています。

大洲市内には、「志ぐれ」の製造販売店が10店舗ほどあって、自分好みの「志ぐれ」を探すのも楽しい。

 

大洲の伝統菓子 月窓餅

こし餡を本わらび餅で包み、青大豆きな粉をまぶしたもの。

大洲藩公の御用菓子司。
第二代藩主加藤泰興公の大好物。

村田文福老舗

愛媛県大洲市大洲183番地
1624(寛永元)年創業