2024年、令和の米騒動。
8月に店頭から米が消え、米の価格が急騰しました。
メディアによると、猛暑のせいで生産量が減ったところに、インバウンドで米の消費量が増え、需給バランスが崩れたということだけど、じゃぁ来年は大丈夫なのかな?と思って調べてみました。
すると、いろいろと気になることが。
日本は、食料自給率が年々低下しています。
そして、主食のお米の作付面積・生産量が減っています。
お米の需要量も農家の数も減っています。
このまま減り続けていいのか心配になったので、もう少し調べてみたいと思います。
ああ、あと調べた結果、2025年も米価格は高くなると思いました。
詳しくはそのうち。
食料自給率が年々低下
食料自給率とは、国内で消費する食料に対して、国内で生産されている食料の割合を示す指標。
計算方法は、主にカロリーベースと生産額ベースの2種類がある。
日本の食料自給率
年々低下。
1965 | 1985 | 2005 | 2023 | |
カロリーベース | 73% | 53% | 40% | 38% |
生産額ベース | 86% | 82% | 70 | 61% |
畜産物、油脂類の低さが気になる。
農林水産省
ホーム>知ってる?日本の食料事情 >食料自給率・食料自給力について >日本の食料自給率
令和5年度食料自給率について(PDF : 272KB)
食料自給率 海外比較
日本、めっちゃ低い。
カロリー密度の高い輸入食品(小麦など)や油脂類に依存する割合が高いことが、カロリーベースの自給率を引き下げる。
一方、高価な国内産品(畜産物・野菜・果物など)が含まれるため、生産額ベースでは高くなる。
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農家・畜産家数の減少
農家の数
減ってる。
高齢化。
2020年の基幹的農業従事者数のうち、65歳以上は70%、49歳以下は11%。
農作物作付(栽培)延べ面積及び耕地利用率の推移
減ってる。
農林水産省
ホーム > 統計情報 > 分野別分類/作付面積・生産量、家畜の頭数など > 作物統計 > 面積調査 > 令和4年農作物作付(栽培)延べ面積及び耕地利用率
畜産
気になるニュース
酪農家1万戸割れ 経営悪化、15年で半減 中酪が発表
(2024/12/3 日本農業新聞)
輸入
増えてる。
2022年の農作物の輸入増加、何が増えた?
量が増えたのではなく、額が増えた。
円安?輸送費、原油高?
農林水産省 輸出・国際局国際経済課 令和6年4月2日
2023年 農林水産物輸出入概況
農林水産省 輸出・国際局国際経済課 令和5年12月6日
2022年 農林水産物輸出入概況
米離れ
主食用米の需要量の推移
主食用米の需要量は、長期的に減少傾向で推移。
パン食は増加。
主食用米の水田面積減少。
水稲の作付けを行う個人経営体数が激減。
米の消費及び生産の近年の動向について
令和6年8月 農林水産省 農産局
気になったこと
YouTube動画の中で農家さんが言ってたんだと思うけどちょっとうろ覚え。
気候が変わってきているから、品質を考えて、田植えや収穫時期を早くすることを検討したほうがいい。
これ、すごい大事よね。