宮崎市街地の中心地を橘通三丁目の交差点として、その付近のおすすめチキン南蛮のお店をご紹介。
ついでに、発祥の店の1つとされる、延岡市の「直ちゃん」も。
(値段は、2022年5月時点)
チキン南蛮
宮崎ご当地グルメの代表ともいえるチキン南蛮。
揚げた鶏肉に甘酢をからめ、タルタルソースをかけるのが定番スタイル。
宮崎全土、多くの洋食店、定食屋、居酒屋、スーパーなどで見かけるし、もちろん、家庭でも作られている。
もも肉を使っているところもあるが、胸肉が主流。
もともと余りがちだった胸肉の活用のため考案されたまかない飯だった。
チキン南蛮の「南蛮」は南蛮漬け、南蛮酢からきている。
酢につけてないものはタルタルのかかった唐揚げであってチキン南蛮とは認めないのだ。
ソースに関しては、どんなソースだろうが、ソースがかかってなかろうが気にしない。
甘酢とタルタルの組み合わせ考えた人天才!だと思うけど。
発祥は昭和30年代、延岡市。
洋食店「ロンドン」のまかない料理だった。
この時のチキン南蛮にはタルタルソースはかかっていない。
このタルタルなしチキン南蛮を売り出したのが「直ちゃん」。
「ロンドン」はもうないけど、「直ちゃん」は今でも人気店。
そして、「ロンドン」で働いていたシェフがタルタルソースをかけたチキン南蛮を開発。
それが「おぐら」である。
と、言われている。
「ロンドン」で働き、「おぐら」でタルタルソースをかけたチキン南蛮を開発した時厨房で働いていた人のお店が「グリル爛漫」である。
それに追加して、私のお気に入りであり、チキン南蛮人気店の「マスカレード」をご紹介。
おぐら 本店/瀬頭店
宮崎の洋食チェーンの老舗。
昭和31年に宮崎市内で洋食店としてオープン、チキン南蛮が登場したのは昭和40年。
タルタルソースのチキン南蛮発祥の店。
観光客も多く、よく列ができている。
チキン南蛮 1,100円
本店
住所 | 宮崎県宮崎市橘通東3 丁目4 – 2 4 |
営業時間 | 11:00ー15:00/17:00ー20:30 |
瀬頭店
こちらは駐車場あり。
店内の独特の昭和感強い雰囲気が素敵。
グリル爛漫
基本、胸肉を使っているけど、胸肉が切れたり、ハンバーグやエビフライとのセットにはもも肉を使用。
毎朝、丸鶏をさばいている。
チキン南蛮 1,080円
住所 | 宮崎県宮崎市中央通り6-3ウエストビル1F |
営業時間 | 11:30ー14:00/18:00ー21:00 |
定休日 | 火曜日・第2第4月曜日 |
マスカレード
月曜日・土曜日の日替わり定食でチキン南蛮が食べられる。
甘み強めのマイルドな酢に玉子濃厚なタルタルソースがドストライクで、時々無性に食べたくなる。
千円を切るのに、スープ、コーヒーが付くのも嬉しい。
チキン南蛮 900円
住所 | 宮崎県宮崎市橘通東4-10-29 |
営業時間 | 11:00ー14:30 |
定休日 | 火曜日・第2第4月曜日 |
直ちゃん(延岡市)
昭和39年創業の定食屋。
創業時からの調理法を守り続ける。
住所 | 宮崎県延岡市栄町9-3 |
営業時間 | 【月】11:00ー13:45 【水木金土日】11:00ー13:45/17:00ー19:45 |
定休日 | 火曜日 |
大人のお子様ランチ
チキン南蛮を供給するお店の多くには、ミニ・チキン南蛮に、ハンバーグやエビフライを合わせたメニューがある。
大人のお子様ランチみたいで、テンションが上がる。
おぐら ビジネスセット(ハンバーグ・チキン南蛮) 1,100円
爛漫ランチ(チキン南蛮・ハンバーグ・海老フライ) 1,390円
どこで食べたやつか覚えてない