昨年(2021/11)の東京・横浜旅行。
事前に気になるお菓子屋さんを適当にピックアップしていたのだけど、行ってみてどら焼きが多いことが判明。
朝ごはんは、ほぼ毎日どら焼きになってしまいました。
美味しかったからいいんだけど。
ホテルに朝食付けてなくてよかったです。
東京三大どら焼きと言われているのは、「うさぎや(上野)」「亀十(浅草)」「草月(東十条)」。
「草月」未訪問なのが、心残り。
ここまで来たらやっぱ行けばよかった。
ちなみに、4月4日はどら焼きの日。
どら焼きの発祥って?
どら焼きの発祥については諸説あり。
平安時代末期、源義経が奥州へ逃げた際、負傷していた弁慶は武蔵野の民家で療養。
出立の際に置き忘れた銅鑼で生地を焼いたのが始まり、とか。
治療を受けたお礼に弁慶が銅鑼で生地を丸く焼き、あんこを挟んだお菓子を作って振る舞ったのが始まり、とか。
打楽器の銅鑼(どら)に似ているから、というのが有力説。
たどっていくと「ふの焼き」や「助惣焼(すけそうやき)」につながるのも面白い。
「ふの焼き」
安土桃山時代、千利休のお気に入り茶菓子
小麦粉を水で溶いて薄く焼き、芥子の実などを入れ、山椒味噌や砂糖を塗った生地を巻物状に巻いたもの。
「助惣焼(すけそうやき)」
江戸時代、江戸麹町三丁目の橘屋佐兵衛の店で売り出した菓子
小麦粉を水に溶いて薄く伸ばして焼き、その種皮でに餡種を四角く包んだもの。
明治初めに生地が丸い形で焼かれるようになり、大正時代に2枚でサンドする形になったそう。
その明治時代にどら焼きの原型を作ったと言われているお店が、創業1850(嘉永3)年、茅場町の「梅花亭」。
ということで、「梅花亭」は今回の旅行のMUST店でした。
梅花亭
今のどら焼きの原型を作ったと言われる梅花亭のどら焼きはぺったんこ。
2枚の生地で餡をサンドするタイプではなく、丸くした餡に薄く衣を付けて焼いた一枚皮。
どら焼き 240円
このお店で外しちゃいけなかったのが、亜墨利加万頭。
白餡を薄皮で包んで焼いた、日本最初の焼き菓子。
嘉永年間の創始で、栗饅頭の祖と称されている。
勉強不足で食べ損ねちゃった。
悔しいぃ><。
梅花亭
中央区新川2₋1₋4
最寄り駅:東西線・日比谷線 茅場町駅
1850(嘉永3)年創業
うさぎや
わたしが、どら焼きのおいしさに目覚めたお店。
就職で関東に来て、取引先の手土産で頂いたのが最初の出会い。
東京三大どら焼きの1つ。
日曜日の午後、15分ほど並んだ。
これぞどら焼き、な王道の美味しさ。
どらやき 230円
うさぎや
台東区上野1-10-10
最寄駅:銀座線 上野広小路駅、大江戸線 上野御徒町駅、山手線 御徒町駅
1913年創業 (大正2年)
亀十
こちらも東京三大どら焼きの一つ。
1個360円にびっくりしたけど、ふわふわの生地美味しい。
どら焼 360円
亀十
台東区雷門2-18-11
最寄駅:銀座線・東武伊勢崎線・浅草線 浅草駅
創業:大正末期
清寿軒
お菓子屋巡りで組み込みやすいところあった2店、清寿軒と日本橋 日月堂。
創業160余年の老舗、清寿軒。
どら焼き人気店として名が挙がる常連店。
弾力のある生地に甘目の餡子。
手土産用ぽい、大量に買うお客さんが途絶えなかった。
大判どらやき 250円
清寿軒
中央区日本橋堀留町1₋4₋16 ピーコス日本橋ビル1F
最寄り駅:日比谷線・都営浅草線 人形町駅、銀座線 三越前駅
1861年(万延2年/文久元年)創業
日本橋 日月堂
うさぎ印が可愛い。
生地厚め、ホットケーキみたいで美味。
どら焼き 250円
日本橋 日月堂
中央区日本橋小舟町12-14 日月堂ビル
最寄り駅:銀座線 三越前駅
1877(明治10)年創業