長崎街道|シュガーロードのお菓子

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カステラ

長崎三大カステラ、「福砂屋」「文明堂」「松翁軒」。

福砂屋:1624年創業。
『カステラ本家』という登録商標を持つ。

文明堂:1900年創業。
「カステラ1番 電話は2番 3時のおやつは文明堂♪」

松翁軒:1681年創業。
チョコレート味のカステラの元祖。

長崎に行った時、どこでカステラ食べよう、ってすごく迷いました。
選んだのは、松翁軒。
全国展開している福砂屋と文明堂と違い、お店が長崎と福岡にしかないからです。

本店2階、喫茶室 セヴィリヤにて、五三焼セット。

 

桃カステラ

中国で不老長寿の果物とされる桃を砂糖細工であしらい、カステラの上にのせたザ・和洋折衷なお菓子。

1830年創業、岩永梅寿軒。
めちゃくちゃ美味しかった。

カステラは、店頭販売数に限りがあり、すぐに売り切れてしまうため「幻のカステラ」といわれています。
私が行った長崎ランタン祭りの時は、桃カステラを販売していて、普通のカステラは作ってませんでした。
あー、食べてみたい。

 

口砂香

唐人屋敷が建造される前、町宿の唐人より「お梅さん」という方が習い伝えたと言われている。粳米を煎った粉と砂糖を混ぜて型打ちした落雁のようなお菓子。

 

 

一口香/逸口香

中国より伝来したお菓子。
江戸で流行した駄菓子で、中が空洞、皮の内側にはねっとり黒糖がはりついた「ごまかし」(胡麻菓子)。

 

一口香発祥のお店、茂木一まる香本家は1844年創業。

中が空洞でバッリバリ。
内側にぬった黒糖飴と表面を覆う胡麻の香りがクセになり、ついついもう一個、となってしまいます。

 

スーパーでも売られています。

 

ざぼん漬

中国から伝わった柑橘系の果実、ざぼんの砂糖漬け。

 

諫早おこし

おこしは、平安初期に渡来した唐菓子の一種で、街道を行き交う旅人の携帯保存食として愛用されていました。
米処であった諫早では、良質の米と砂糖が結びつき、おこしが作られるようになりました。
固める前に黒砂糖を混ぜるのが特徴です。

 

1793年創業、菓秀苑 森長の黒おこし。

カリカリの黒砂糖がすごいいいアクセント。
米の味がしっかりして香ばしくおいしかったです。

 

寿賀台

陶磁器の産地である佐賀には、ポルトガル伝来の砂糖菓子と飴細工を組み合わせた「寿賀台」という菓子があります。

昭和30年代頃まで、結婚式におけるウエディングケーキのようなものだった。

 

小城羊羹

明治に作り始めた小城羊羹は、今でも5万人に満たない人口の小城市には羊羹屋が19社もあります。

小城は、原料となる小豆や水、茶道など、羊羹が受け入れられる下地がありました。
桜の名所であったことから、小城羊羹は「櫻羊羹」からはじまったともいわれます。

村岡総本舗

 

岡本為吉本舗

幻の羊羹とも言われる。
と、いうのも火金の2回しか作られず、即日完売してしまうからだ。
幻と言われても1本600円の庶民価格。

 

高木羊羹 黒いちじく羊羹

いちじくも江戸時代に長崎伝来。

 

あめがた/のんきー

水あめを煮詰め、白くなるまで何度も引き伸ばして切り分けたもの。切り分ける形によって呼び名が変わり、長方形に薄く切ったものを「あめがた」、棒状のあめをノミで一口サイズに切り分けたものは「のんきー」と呼ばれます。中国に起源を持ち、砂糖の伝来よりも古い歴史があるとも推測されています。

 

創業200有余年、元祖 徳永飴本舗。

江戸時代より受け継がれるあめがたの製法。
砂糖、添加物を使わない麦芽だけの優しい甘さ。
これ気に入ってリピしてます。

 

丸ぼうろ

白砂糖、麦粉、胡麻油、唐汁のみで作られた硬いお菓子で、船員たちの保存食でした。
19世紀頃になって卵が使われるようになり、アレンジが進み、現在のような味、形になりました。

丸ぼうろの起源には、北島説と鶴屋説がある。

 

北島 1696年創業

 

鶴屋 1639年創業

「鶴屋文書」という4冊の菓子の製法書が代々伝わっています。
丸房露・ケシアド・かすていらの南蛮セットが素敵です。

ケシアド:ポルトガルのチーズを使ったタルト風の菓子ケイジャーダ。チーズがないのでカボチャで工夫して作っていたものを現代風にアレンジ。

 

金平糖

小さい頃はよく見かけていたコンペイトウだけど、昔ながらの作り方だと2,3週間かかる手間のかかるお菓子。
今では、日本中を探しても金平糖を作っているお店は少ない。

1934(昭和9)年創業、入江製菓。