【三重】伊勢神宮のお菓子

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伊勢神宮

伊勢神宮は、トップ・オブ・神社。
内宮、外宮と14の別宮、109の摂社、末社、所管社を合わせた125社で構成される。
内宮は、トップ・オブ・神の天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る。
外宮は、天照大御神の食事係、衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る。

お伊勢参りは、内宮と外宮の二つを回ることとされていて、外宮から内宮の順にお参りするのがならわし。

桑名市から伊勢市までの道中には、江戸時代からお伊勢参りの旅人たちをもてなしてきた茶店の名物餅がたくさんあり、餅街道と言われている。

 

外宮

内宮

伊勢神宮のお菓子

観光客に人気のおはらい町・おかげ横丁があるのは内宮。

赤福餅/赤福本店

やわらかい餅をこし餡でくるんだくるんだあんころ餅。

菓子名 赤福餅
店名 赤福 本店
住所 伊勢市宇治中之切町26 おかげ横丁
創業 1707年(宝永4年)
イートインあり

1月を除く毎月1日には、月替わりで朔日餅(ついたちもち)を販売。
誕生月のお餅なんか食べてみたいものです。

 

太閤出世餅

粒餡入りの焼き餅。

豊臣秀吉がたびたび伊勢に訪れ「美味也。」と好んで食べていたことから、名付けられたといわれている。

菓子名 太閤出世餅
店名 太閤出世餅
住所 伊勢市宇治今在家町63
創業 1565年(永禄8年)

岩戸餅/岩戸屋

伊勢神宮 外宮へも奉納された名物餅。
こし餡の入った餅にきな粉をまぶしたもの。

菓子名 岩戸餅
店名 岩戸屋
住所 伊勢市宇治今在家町58
創業 1910年(明治43年)
最初は、生姜糖のお店だった

利休饅頭/藤屋窓月堂

こし餡入りの饅頭。

明治初め、伊勢の茶人達が千家の宗匠を招き大神宮献茶会を催した際、宗匠好みの饅頭を作ったら評判で利休饅頭と名付けられた。

菓子名 利休饅頭
店名 藤屋窓月堂
住所 伊勢市宇治中之切町46-1
創業 明治初年

 

二見興玉神社

伊勢市駅から電車で2駅。

神宮参拝の前に二見浦の海水で心身を清める「浜参宮」という習わしがあり、現在でもここでお祓いを受けてから神宮へ向かう参拝者も多いという。

猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社。

夫婦岩

二見興玉神社参道のお菓子

酒素饅頭/旭家

糀を使った本格的な酒饅頭。

菓子名 酒素饅頭
店名 酒素饅頭製造本舗
住所 伊勢市二見町茶屋107-6
創業 1913(大正2)年

御福餅/御福餅本家

菓子名 御福餅
店名 御福餅本家 二見本店
住所 三重県伊勢市二見茶屋197-2
創業 1738(元文3)年

ここにあるのが本店って知らんかったぁ。
お店に入らなかったことを非常に後悔。
だって、酒素饅頭食べながら歩いてたんだもん。

 

二見浦 岩戸の塩ようかん/五十鈴勢語庵

伊勢二見の海から汲み上げて作られた塩と上質な小豆で練り上げられた塩ようかん。

菓子名 塩ようかん
店名 五十鈴勢語庵
住所 伊勢市二見町茶屋569-35
創業 1926年(大正15年)

ここの塩ようかんは、塩の塩梅が非常に好みで、正直それほど塩ようかんは好きでなかったけど、とても美味しかった。

 

くうや茶屋餅/くうや茶屋餅 鈴木観助本舗

半つきにしたもち米で餡を包んだお菓子。

このお菓子のことは知らなかった。
もったいないことをした。

菓子名 くうや茶屋餅 (旧 くうや勘助餅)
店名 くうや茶屋餅 鈴木観助本舗 (旧 鈴木翠松軒)
住所 伊勢市二見町茶屋569-35
創業 鈴木翠松軒は、1893(明治26)年
創業当時は、生姜糖を製造、販売
一度廃業するが復活

参道から外れたところにある伊勢のお菓子

二軒茶屋餅/二軒茶屋餅角屋本店

あずき餡の入ったうす皮のお餅にきな粉をまぶしたお菓子。

伊勢湾を横切り、勢田川をさかのぼって、「二軒茶屋餅」の舟着場に上陸することを「舟参宮」と呼んでいた。
舟参宮する人たちの舟着場に生まれた餅。

菓子名 二軒茶屋餅
店名 二軒茶屋餅角屋本店
住所 伊勢市神久6-8-25
創業 1575年

 

へんば餅/へんばや商店宮川店

新粉を蒸して作った団子皮の中にこしあんを包み焼いた餅。

宮川の渡しの前で参宮客が馬を返したところから、へんば(返馬)餅と呼ぶ。

菓子名 へんば餅
店名 へんばや商店宮川店
住所 伊勢市小俣町明野1430-1
創業 1775年(安永四年)
伊勢参宮街道宮川のほとりに茶店を設け餅を商いを始めた

おはらい町通りに、支店あり。

虎屋ういろ

小麦粉を使たういろう。
黒砂糖を使った「くろういろ」が有名。

菓子名 くろういろ
店名 虎屋ういろ
住所 伊勢市宮後2-2-8
創業 1923年(大正12年)

伊勢のういろうは黒糖を使うのがスタンダード。

絲印煎餅(いといんせんべい)/播田屋

鶏卵、砂糖、小麦粉を用い、薄く焼き上げた煎餅。
表面には絲印(室町時代以降に中国から日本に輸入された生糸と共に運ばれてきた銅印)の焼印。

菓子名 絲印煎餅(いといんせんべい)
店名 播田屋
住所 伊勢市河崎二丁目
創業 1860年(万延元年)
江戸末期、参拝客をもてなす茶店として創業

 

伊勢の郷土料理

伊勢うどん

ふわふわでやわらかい不思議な食感の太麺に、甘辛いタレ。
疲れた参拝者に、消化のいいやわらかいうどんを地元の人がふるまったのが始まりという説もあるそう。

このやわやわな麺と甘いタレがとても気に入って、1日目も2日目も伊勢うどんを食べる。
だから、食べ損ねのお菓子多めなのよ。

手こね茶屋 本店

てこね寿司

カツオやマグロなどをタレにつけ込んだ「ヅケ」と酢飯の漬け丼。
伊勢の漁師が船の上でカツオやマグロをさばき、その場でご飯と調味料を一緒に混ぜて手で食べたことが始まりと言われる。

手こね茶屋 本店