館鼻岸壁朝市は、青森県八戸市で日曜日の朝だけ開催されている日本最大級の朝市です。
出店は主に飲食店、青森の郷土料理やご当地グルメに興味がある人にとっては涎が止まりません。
朝市で食べたもの
一人で参加して、胃袋に収めた金額2170円。
食べたいものがありすぎて、週に一度しか開催されないのが恨めしかったです。
厳選に厳選をかさねた2170円分の青森グルメはこちらです。
(2023年10月時点)
郷土料理 いちご煮
館鼻岸壁朝市で一番のお目当てがいちご煮。
青森の太平洋沿岸部の郷土料理で、ウニ、アワビという高級食材の吸い物。
うぁ~高そうだなぁと思っていたら、朝市にお手頃いちご煮があるという情報をゲット。
いちご煮といちご煮の汁で炊いたご飯のセットがなんと550円。
さくがにアワビは入っていないけど、蒸しウニ、ホタテ、ツブが入っていて、口の中に潮の香りがぶわぁっと広がります。
三沢のご当地グルメ パイカ鍋
パイカとは豚バラ軟骨。
パイカ料理は、豚肉産地の三沢市のご当地グルメの1つです。
パイカ鍋(小) 400円
お鍋専門の屋台が合って、馬肉鍋とパイカ鍋でめっちゃ迷いました。
昔から馬の産地であった青森、特に南部地方では、馬肉料理が親しまれてきました。
寒い朝には、熱々のお鍋が沁みます。
ご当地パン
人気店のアンジェリーナのクロワッサンも気になったのですが、やはり素朴でレトロなパッケージの地元パンに手が伸びました。
かわいい♡
三戸町の加藤パン店です。
メロンパン、あんかけパン、ハムパン、各140円。
コーヒーの屋台も数店ありました。
コーヒー 200円
ポットに作り置きしたものでなく、その場でドリップです。
郷土菓子 串もち
小麦粉ともち米粉を混ぜ合わせ熱湯を加えて練った生地をゆで、たれをつけて焼いたもの。
じゅね(えごま)だれでした。 150円。
郷土菓子 せんべい天ぷら
南部せんべいの天ぷらです。
写真をとっていいか尋ねたら、テントの中に入れてくれました。
こういうの市場の楽しみのひとつ♡
パリパリというよりふにゃり?せんべい汁にいれるせんべいかな?聞いとけばよかった。
郷土菓子 こびりっこ
南部せんべいで赤飯をサンド。
南部せんべいは、汁に入ったり、天ぷらになったり、ごはんをサンドしたり・・・他にもいろいろありそうで、また青森行くのが楽しみです。
南部地方の郷土菓子 きんかもち
黒砂糖とくるみ、味噌でつくった餡を小麦粉の皮で包み、半月状にととのえてゆでたもの。
私が買ったのは、味噌ではなく黒ごまのきんか。2ヶ 200円。
東北は、くるみを使ったお菓子、多いですね。
館鼻岸壁朝市で車中泊
混雑具合
私が行ったのは10月の3連休の中日、駐車場確保が不安だったので館鼻岸壁朝市の駐車場に車中泊しました。
前日19時半頃着いたら、道路側はすべてうまってました。
翌朝4時半頃、すでに満車か?とういうくらいうまってましたが、私が朝市を出る7時半頃まで道路で空きを待っている車は見かけませんでした。
回転がいいのでしょう。
明るくなるにつれ人は増えます。
7時過ぎても増え続けていましたが、7時過ぎると完売で閉める店もでていました。
行列のできる有名店は閉まっていなかったので、十分に材料を用意しているのでしょう。
トイレ
24時間利用可能なトイレはあります。
きれいですが、女子トイレは洋式が2つ、朝市が始まると行列ができていました。
駐車場スペース
屋台スペースと駐車スペースの境界線がなく、どこからが駐車可能エリアなのかわかりません。
真ん中あたりに一段上がったところがあるのでそこを目安にするといいかもしれません。
街灯があったような・・・すみません、うろおぼえです。
また、駐車枠もありません。
枠がなくても比較的とめやすい道路側のスペースが埋まっていたので、どこにとめていいものが困惑しました。
落ちないとわかっていても、なんか不安になる海側にとめました。
館鼻岸壁朝市の注意点
必ず公式サイトで開催されることを確認してください。
私は一度失敗しました。
期間限定、日曜日の朝のみの開催、まさか開催されない日があるとは思いませんでした。
まだ日の上がらない午前4時、館鼻岸壁朝市に行きました。
なんかおかしい。
日の出とともに開催なのに準備している店がない。
でも、車中泊していたらしき車も数台、次から次に朝市目当てらしい車も来ます。
嫌な予感を抱えながらしばらく待っていましたが、市場は開催されませんでした。
マラソン大会の会場として使用されたそうです。
わかります?この時の絶望感。
この朝市が旅のメインというわけではなかったのですが、九州から車で青森まで行って、日曜日に着くよう旅行日程を調整して、朝3時に起きて・・・
遠いけど、再チャレンジしたかいありました。
すごく楽しかったです。