【滋賀】長浜|寅さんロケ地グルメ

滋賀県長浜市が舞台になっているのは、47作目『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』。

1994年(平成6年)12月公開
マドンナ:かたせ梨乃
ゲスト:牧瀬里穂、小林幸子

ーーーーあらすじーーーー

社会人になった満男は、滋賀県長浜市に住む大学の先輩に祭りに誘われる。長浜で満男は、先輩の妹・菜穂(牧瀬里穂)と出会う。一方、寅さんは、琵琶湖畔(菅浦)で撮影旅行をしている主婦・典子(かたせ梨乃)と出会う。典子がアクシデントで怪我をしてしまったこともあって、同じ宿に泊まる。

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1574年(天正2年)、羽柴(豊臣)秀吉が築城、城下町を建設。
江戸時代には大通寺の門前町や北国街道の宿場としても栄え、 現在でもその情緒ある町並みが残る。

 

訪問したのは、2023年3月。

深浦の湖岸集落

琵琶湖の北端の入り江にある。
国の重要文化的景観として選定されている。

須賀神社

菅浦集落の最初のシーンは須賀神社から。

764年(天平宝字3年)、淳仁天皇が営んだ離宮として創始されたといわれる(伝承レベル)。
鎌倉時代から江戸時代までの菅浦の歴史を記した国宝「菅浦文書」は、須賀神社に秘蔵されていた。

深浦の湖岸集落内

典子(かたせ梨乃)がサンドイッチを購入する大八商店があったところ。

 

湖岸でサンドイッチをほおばる典子に、通りすがりの寅さんが声をかける湖のほとり。

 

典子、怪我をする。
この階段の上に、骨接ぎの先生が教えていた柔道の道場があった。

 

寅さんと典子が泊まる旅館(左)。多分。
現在は旅館ではなかった。

長浜市旧市街

満男の先輩とその妹・菜穂の実家。
映画の中では、別の名前の醤油屋さんで、向かいに菜穂の働く郵便局があった。

大通寺

菜穂が満男を案内する。

真宗大谷派(東本願寺)の別院。
1602年、長浜城内に長浜御堂を創建。
入母屋造りの本堂と書院造りの大広間は、伏見城の建物を徳川家康から寄進されたもので、承応年間(1652年〜1654年)に移建したといわれる。
本堂と大広間は伏見城の遺構と伝えられ、国の重要文化財。

 

大通寺沿いの壁。
菜穂と満男が、口げんかをしながら歩く。

長浜市旧市街

菜穂と満男が、けんか別れする。
映画の中にあった豆腐屋がまだあった。
長浜シーンの最初、満男の先輩が電話をかけるシーンは、この豆腐屋の前。

 

菜穂と満男が、仲直りしてお茶するカフェ(左)。
当時の面影なし。

右は、伝統的建造物群を生かした観光スポット「黒壁スクエア」。

長浜ご当地グルメ

焼鯖そうめん

長浜の郷土料理。
焼鯖とそうめんを炊き合わせたもの。

長浜には、「五月見舞い」といって、農家に嫁いだ娘のもとへ、娘を案じる親が焼鯖を届ける風習がある。

日本海でとれた鯖を小浜からびわ湖西岸を通り京都へ運ぶ道「鯖街道」は長浜を通る。

翼果楼(よかろう) 焼鯖そうめん

つるやパン

滋賀のご当地パン、つるやパン。
有名なのはマヨで和えた千切りたくわんをサンドしたサラダパンかな。
創業1951年からのロングセラー。
人気ナンバー1はサンドウィッチ。
丸い食パンにマヨと魚肉ハム、シンプルなのに美味しい。

 

丸い食パンを使った専門店もある。

堅ボーロ

固い。
とにかく固い。
生姜が効いてて素朴でうまい。
宮内庁御用達菓子。

堅ボーロ本舗
1894年(明治27年)創業