【日本100名城】城下町で食べる_北海道・東北

日本100名城:
文部科学省・文化庁の後援を得て、日本城郭協会が選定。
日本を代表する文化遺産であり地域の歴史的シンボルでもある城郭、城跡を、多くの人に知ってもらい、関心を高め、ひいては地域文化の振興につながることを念じて設定された。

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北海道

根室半島チャシ跡群(根室市)

チャシ:砦、館、柵、柵囲いを意味するアイヌ語。北海道内に500か所以上ある。

根室市内には32ヶ所のチャシ跡確認されており、うち24ヶ所が「根室半島チャシ跡群」に指定されている。
砦、祈りの場、談判の場、祭祀の場、見張り場など様々な役割を担ってきた。

五稜郭(函館市)

築城年 1866年/江戸時代
城郭構造 稜堡式(星形要塞)
築城主 江戸幕府
主な城主 なし
遺構 土塁、石垣、堀、兵糧庫
再建造物 奉行所、板庫、土蔵

 

千秋庵総本家

sdr

1860年(萬延元年)、日米和親条約の開港で沸く函館にわたった秋田藩士により創業された菓子屋。
六花亭、札幌千秋庵(ノースマン)のルーツ。

松前城/福山城(松前町)

築城年 1855年(安政元年)/江戸時代
城郭構造 平山城
築城主 松前崇広
主な城主 松前氏
遺構 本丸御門、御殿玄関、石垣、土塁
再建造物 天守
城下町

旧式築城では日本最後。
北海道唯一の日本式城郭。
現在の天守閣は1960年に再建。

 

レストラン矢野(松前町)

松前漬け

松前藩発祥、北海道の郷土料理。
スルメと昆布の醤油漬け。

青森県

弘前城(弘前市)

築城年 1611年/江戸時代
城郭構造 梯郭式平山城
築城主 津軽為信・信枚
主な城主 津軽氏
遺構 現存天守・櫓・門・石垣・土塁・堀
再建造物 二の丸東門与力番所
城下町 壮大な規模の惣構え(土塁などで囲み城下を守ること)と大規模な寺町。
仲町は重要伝統的建造物群保存地区。往時の地割りをよく踏襲しているほか、道路沿いに連続するサワラの生垣、点在する門や板塀、前庭の樹木が独
特の景観を生みだし、前庭の奥に建つ木造真壁造の主屋とともに城下町の雰囲気を残している。

天守は、江戸時代に再建された天守としては関東以北唯一。
日本で現存している12天守のうちのひとつ。

 

御菓子司 大阪屋

1630(寛永7)年創業。
初代は豊臣家の家臣。

240年前から作られ続けている「竹流し」

 

「冬夏」は、藩政時代から作られていた技術を残したいと、2008年から店頭販売を始めた献上菓子。

根城(八戸市)

築城年 1334 (建武元)年/鎌倉時代
城郭構造 連郭式平山城
築城主 南部師行
主な城主 根城南部氏
遺構 土塁、堀、井戸、供養塔、大銀杏
再建造物 主殿・上馬屋・中馬屋・工房
鍛冶工房・板倉・納屋・東門・北門・西門・番所・中館馬屋
城下町 現在の八戸市街地には、当時の建造物はほとんど残っていない。

本丸跡には、発掘調査の成果をもとに、安土桃山時代の根城の様子が復原整備されている。

岩手県

盛岡城(盛岡市)

築城年 1598年/安土・ 桃山時代
城郭構造 連郭式平山城
築城主 南部信直
主な城主 南部(盛岡)藩南部氏の居城
遺構 石垣、土塁、堀、移築土蔵・門
再建造物
城下町 盛岡城を中心として、町家の並ぶ街道筋、北山・寺の下寺院群、北上川、中津川の川筋などで形成された城下町

宮城県

多賀城(多賀城市)

築城年 724(神亀元)年/奈良時代
城郭構造 古代城柵
築城主 大野東人
主な城主
遺構 政庁跡など
再建造物
城下町

城柵は、7ー11世紀、大和朝廷が本州北東部を征服する事業の拠点として築いた施設。
奈良時代から平安時代には、陸奥国府や鎮守府が置かれた。
平城宮跡(奈良県)、太宰府跡(福岡県)とともに日本三大史跡に数えられる。

仙台城(仙台市)

築城年 1601(慶長6)年/江戸時代
城郭構造 連郭式平山城
築城主 伊達政宗
主な城主 約270年に渡り伊達氏代々の居城
遺構 石垣、土塁、堀
再建造物 外観大手門脇櫓
城下町 城下町は、広瀬川をはさんで、城の東に広がっており、南北に通じる奥州街道と東西に延びる大町通を基軸とする

 

村上屋餅店

ルーツは、仙台藩伊達家の御用菓子司。
私が仙台に行った時は定休日だったりとかで、まだ行けてないんだよなぁ。

秋田県

久保田城(秋田市)

築城年 1604(慶長9)/江戸時代
城郭構造 平山城
築城主 佐竹義宣
主な城主 久保田藩主佐竹氏の居城
遺構 土塁、堀、門、番所
再建造物 模擬本丸新兵具隅櫓、本丸表門(木造復元)
城下町 当時の建造物はほとんど残っていない。

現在、久保田城本丸・二の丸一帯は千秋公園。

 

杉山壽山堂

1705(宝永2)年創業
人気は、初代が考案した「元祖 秋田諸越」

山形県

山形城(山形市)

築城年 1356年(南朝:正平11年/北朝:延文元年)
城郭構造 輪郭式平城
築城主 斯波兼頼
主な城主 最上氏、鳥居氏、堀田氏、秋元氏他
遺構 石垣、堀、移築門、移築御殿
再建造物 二の丸東大手門、大手橋、本丸一文字門
城下町
現在 霞城公園

江戸時代には山形藩の政庁が置かれた
現在は、武家屋敷群のあった三の丸が市街地化、本丸、二の丸跡が霞城公園として残されている。

 

乃し梅本舗 佐藤屋

1821(文政4)年創業
「のし梅」の元祖
1600年代、山形藩主に招かれた御殿医が長崎での遊学の際に会得してきたといわれる気付け薬がルーツ。

福島県

二本松城(二本松市)

築城年 室町時代中期
城郭構造 梯郭式平山城
築城主 二本松満泰
主な城主 二本松氏、伊達氏、蒲生氏、上杉氏、加藤氏、丹羽氏
遺構 天守台、石垣、堀切
再建造物 箕輪門、附櫓
城下町
現在 霞ヶ城公園

 

玉嶋屋

江戸期創業
二本松のお殿様(丹羽公)は徳川将軍家に羊羹を献上

建物は大正7年築

玉羊羹発祥店

会津若松城(会津若松市)

築城年 1384年(南朝:元中元年、北朝:至徳元年)
城郭構造 梯郭式平山城
築城主 蘆名直盛
主な城主 黒川城:蘆名氏、伊達政宗/若松城:蒲生氏、上杉景勝、加藤氏、保科氏・会津松平家
遺構 石垣、土塁、堀
再建造物 天守・門・櫓・長屋
城下町

現在、城跡は鶴ヶ城公園。

 

五郎兵衛飴総本舗

創業800年以上、現存する日本で2番目に古いお菓子屋
治承年間(1177年 – 1180年)創業

五郎兵衛飴は、麦芽糖化したもち米を主な原料とする飴。

製造は継続しているが、直売店舗はなし。(2023.7時点)

 

伊勢屋

江戸期創業

椿餅は白虎隊の隊士たちも食べたと伝わる銘菓

 

会津長門屋

1848(嘉永元)年創業
駄菓子

白河小峰城(白河市)

築城年 1340(興国元年/暦応3年)年/南北朝時代
城郭構造 梯郭式平山城
築城主 結城親朝
主な城主 白河結城氏、蒲生氏、丹羽氏、松平氏、阿部氏他
遺構 石垣、土塁、堀
再建造物 三重櫓・太鼓櫓・門
城下町 紙屋醸造建造物群・上の片野屋建造物群(桜町)
カギ型の街路

現在は、城山公園として整備されている。
天守閣は復元、本丸と二の丸の一部が残る。

 

菓子舗 玉家

1861(文久元)年創業
白河藩の御用菓子司