米作りに適さない土地が多い大分は、小麦の栽培が盛んに行われたため、小麦粉を使った郷土菓子が多い。
「やせうま」「じり焼き」「ゆでもち」「しいら饅頭」「石垣もち」は、今でも大分を旅していると各地で見かける。
その中で「じり焼き」のアレンジの自由なことに驚く。
農林水産省の【うちの郷土料理】によると
主な伝承地域 豊後大野市
地粉を水で溶いたものをクレープのように薄く焼いて、細かく砕いた黒砂糖やかぼちゃのあんを巻いて食べる。
と、ある。
これまで私が出会った「じり焼き」がこちら。
いもの力屋(豊後大野市) 400円(2018年7月)
芋の専門店なので芋餡を巻いている。
イメージ通りのじり焼き。
道の駅あさじ(豊後大野市) 280円(2018年8月)
こちらは小豆の餡を巻いている。
道の駅ながゆ(竹田市) 150円(2018年7月)
クレープっぽくはないけど、まぁこういうのもあるか。
黒糖を挟んでいる。
道の駅おおの(豊後大野市) 130円(2018年8月)
黒糖シロップまみれ。
生地に開けられた穴がじり焼き感を消してる。
道の駅みえ(豊後大野市) 220円(2018年6月)
え、なんかめっちゃ分厚いし、挟んでもないし・・・
こんな感じで、大分の旅は、道の駅でじり焼きを見つけるのが非常に楽しいのである。
てか、豊後大野市って、 おおの・みえ・きよかわ・原尻の滝・あさじ、て5つも道の駅あるんだ。