城下町のお菓子と同じく、追いかけて楽しいのが参道のお菓子。
なかでも金毘羅宮の参道は、スイーツが充実。
残念なことに、一回の訪問では食べきれない問題がある。
金毘羅宮
階段が長いことで有名な金毘羅宮。
御本宮までだと785段、奥社までさらに583段、計1368段の石段が続く。
展望台があり、お守りなど売っている御本宮までの道筋は、店も立ち並び賑やか。
御本宮で引き返す人も多いため、奥社へ続く道はぐっと静かで厳かな雰囲気になる。
全国各地に約600社ある金刀比羅神社(琴平神社、事比羅神社、金比羅神社)の総本宮。
海上安全の守り神として江戸時代にお伊勢参りと並んで「こんぴら参り」がブームに。
灸まん/灸まん本舗石段や本店
香川県を代表する土産菓子、灸まん。
お灸の形をした、黄身を使った餡の入ったお饅頭。
参道に店を構える灸まん本舗石段や、元は1765年(明和2年)に金刀比羅宮参道の石段にあった宿。お灸のサービスが好評だったそう。
参道のお店では、店内でお茶と頂くことができる。
甘いお菓子で、たくさんの参拝客の疲れを癒してきたのでしょう。
加美代飴/五人百姓
365段目にある五人百姓。
白い大きな5つの傘が並ぶ。
宮内で商売を許可されているのはこの露店だけである。
700年も前から売られている加美代飴は、原材料は、砂糖・水飴・柚子油のシンプルな飴。
おまけに付いている小さなハンマーで割って食べるのも楽しい。
パフェ/神椿
石段500段目には、資生堂パーラーがプロデュースするカフェ&レストラン「神椿」がある。
舟々せんべい
こんぴら名物せんべい。
参道には舟々せんべいを売る店が数軒。
おいりソフトクリーム
香川の郷土菓子をあしらった、可愛らしいソフトクリームを売るお店も数点見かけた。
インスタ映えスイーツというやつだ。
近隣のお菓子
へんこつまんじゅう/へんこつ屋
参道の先にある商店街の中。
1914(大正3)年創業。
へんこつまんじゅうは、こし餡入りの焼きまんじゅう。
残念ながら、私が行った時は閉まっていた。
国の登録有形文化財になっている。
中見たかったなぁ。
浪花堂餅店
創業100年以上の老舗のお餅屋。
名物は五色餅。
しろ・よもぎ・きび・あわ・黒豆の5つのお餅がセットになったもの。
残念ながら、私が行った時は閉まっていた。
讃岐うどん発祥の地
1200年前、空海(弘法大師)により唐から伝えられたといわれるうどん。
空海の故郷、讃岐で育まれ、こんぴら詣でに来た人々によって全国に伝えらた。
旧金毘羅大芝居 金丸座
1835(天保6)年に建てられた、現存する日本最古の歌舞伎劇場。
参道をちょっとそれたところにあったのだ。
知らなかった。。。行きたかったな。
映画ロケ地
映画「不良番長・突撃一番」「瀬戸内少年野球団」「男はつらいよ 寅次郎の縁談」「UDON」「きな子」では、ロケ地として使われた。
私が見たことあるのは、「男はつらいよ 寅次郎の縁談」だけだな。
マドンナ松阪慶子と籠に乗っていた。
籠は、私が訪問した2018年も健在だった。